2005年7月10日

ヒトラー~最期の12日間~

ヒトラー~最期の12日間~






戦後ドイツで最大のタブーとされていた「ヒトラー」を描くこの作品。物語は若き女性秘書の視点から描かれる。完全にソ連軍に包囲されたベルリン、豪華な総統地下壕では目の前に迫り来る現実から逃れようと日夜ダンスパーティーが開かれ、酒に溺れるナチス幹部達…。完全に狂気に取り憑かれたヒトラーは、来もしない友軍が救出してくれることを妄想し、熱弁を振るうが、地上ではおさげの少女がロケット砲もってソ連軍に立ち向かってる現実…。
ってあらすじはどうでもいいが、ハリウッドのドンパチものとは別の意味で迫力が違うよ。主演のブルーノ・ガンツはヒトラーが乗り移ったかのような鬼気迫る演技を見せるし、脇を固めるナチス幹部達も凄い。圧巻なのはゲッベルス博士とその家族。純真無垢なゲッベルスの子ども達がヒトラーのために歌うシーンでまず泣いてしまった。映画見て泣くなんて久しぶりだ。ナチスでない世界で子どもたちを生かしたくないと嘆くゲッベルス夫人、この子たちの最期は…もう号泣。年のせいか涙もろくなってしょうがない。密室モノかと思いきや、地上でのドンパチも、しっかり、英雄もなく、淡々と、しかし確実に描写されてて圧巻だ。
今年見た映画(っても全然見てないが)の中では最高だったな。ワタシの中で戦場のピアニストとともに戦争映画2強決定。

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コメント[6]

お忙しい週末で乙ですm(_ _)m

いつか日本でもこのような映画が作れるようになる事を、心から願っております(悲劇だけで捉えるのではなく・・・)

>Think-Pさま

この映画、史実を忠実に、ってとこは疑問が残りますが、
ヒトラーとその狂気(周辺を含めて)を描ききった名作だと思います。

ワタシ、なんか最近生き急いでるような気がしてます…。

>最近生き急いでるような気がしてます…。

大丈夫ですよ。それが真っ当な進み方だと思います(一応)。その流れに行けない方が
多いと思います。一度乗り越えてしまえばなんて事は無いんじゃぁないのでしょうか
(経験者では無いのでここまでっ!m(_ _)m)

>Think-Pさま

ありがとうございます。
なんとか死なない程度にがんばりたいと思います。

これは中々凄そうな映画ですね...。
「戦場のピアニスト」と肩を並べるほどの作品ですか。。
この夏観る映画リストの筆頭ですな。

>kennyさま

興味を持たれたようで、光栄でございます。
かなり凄いです。2時間30分以上あるんですが、
全然そんな長さを感じさせません。是非。

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