2016年2月 4日

蒙麺 火の豚

蒙麺1602

蒙麺、蒙麺。なんとまあ大胆な名前だこと。「蒙」をググると最初に出てくるところによると、

もう【蒙】
道理をわきまえず、愚かなこと。

とある。蒙昧とか啓蒙なんて言葉もあるよね。いわゆるひとつの「バカ麺」ってやつなんだろうか。蒲田あたりに「麺バカ」なんてお店も確かあったと思うんだけど、その類なのだろうか?「呉下の阿蒙」なんて言葉がある。いつまでたっても進歩しないお店なのか?まあそんなことは置いといて、久喜(というか幸手)に面白そうなお店ができたので、プレオープンに行ってみた。

張り紙

到着してみると11台は停められる駐車場は満車で、店外行列。こんなINAKA(失礼)でプレオープン中なんだけど結構な繁盛。向かいのココスの駐車場に停めちゃってる人もいるのかなあ、店主のツイッターによると「プレオープンはフォロワーさんだけ」って書いてあったけど、ラヲタ風の人はあんまりおらず、ナチス親衛隊風のズボンをはいた人やチャリでふらっと来た近所のおっさん風、小さい子どもを連れた家族など、いわゆるINAKAのローカルなラーメン店っぽい感じで決してコアなマニアが集っている感じではなかった。このお店は某郎とか某本とか有名店にいた人がオープンさせたお店らしい。張り紙には「特製【縦切り】自家製麺」なんて書いてあるけど、製麺で横切りとかあるのか?謎が深まるばかり。

券売機

券売機は某郎インスパイアの「ラーメン」、ラーメンに某本風の麻婆豆腐をかけた「フュージョン」、某本の辛いやつインスパイアの「火の頂」、そしてあっさり塩ラーメンが基本メニューっぽい。お酒やおつまみメニューがたくさんあるけどプレオープンなので頼めず、「サービス」の食券を買って口頭で伝える感じ。ってか駅からかなり遠いけどお酒とか大丈夫なのだろうか。さすがにプレオープン中だからかお客さんの案内がドタバタだったのがご愛嬌って感じ。お店の構造もあるけど、おひとり様を抜かして4名様が先に案内されてたのが珍しい体験だった。ちなみに券売機の上にはすり鉢と誰かから贈られた日本酒が。布テープ貼ってそこに名前書いて贈るって地域性かなw

卓上調味料

お店の人は行列対応の男性、テーブル係の女性、そしてスープ担当と麺揚げ担当の男性2人組。この人たちがあれかあ。店内はカウンターと小上がりとテーブルがあって結構な広さ。子ども用の椅子なんかもあったりしてファミリー層への対応もバッチリ。それにしてもビックリしたのが麻婆や「火の頂」のスープを注文が入るたびに料理している、いわゆる「都度調理」だったこと。麺揚げの男性が麻婆作りながら麺を上げ、出来上がったラーメンに麻婆をかけている。確かに厨房が某本より狭めでストックしておくスペースがなさそうだけど、これはちょっと意外だった。

フュージョンニンニク

フュージョンニンニク(プレオープン価格500円)

某郎と某本の夢のコラボ、フュージョン!照明がなぜか消されてて暗くてあんまりパっとしないんだけど、いかにもうまそうだ。では。

麺

おおー、きちんとブタの出たスープ、骨感もある。スープ担当の店員さんが頻繁にゴリゴリ寸胴をかきまぜているんだけど、某宮の某郎みたいに落し蓋wをしてそっと出した清湯スープではない、あきらかに「出てる」スープだ。ドロドロしてないんだけどしっかりボディ感がある。こりゃ好みだなあ。あそこでは感じられない粉とみりんのきちんとした甘ったるさもある。麺のほうはギザギザしててちょっと粉っぽいんだけど、てスープとの絡みも良好。そのギザギザからブツブツ切れてショートパスタっぽくなるのが残念だ。

ブタ

ブタはホロホロ!出がらしっぽい見た目だけどしっかり旨みが残ってる。ちょいとほぐして麺に絡めて食べるとグゥってやつだ。ほぐし豚50円なんてあるといいかも。

麻婆スープ

そして目玉の麻婆。豆腐が崩れちゃってるけど、これがなかなか。しっかり辛い!某本より辛いな、そしてしょっぱ旨い!野菜増せばよかったかも。おすすめの食べ方としてラーメンの部分と麻婆の部分を別々に食べて、あとで混ぜるってのを紹介していたけど、混ぜなくてもそのうち勝手に混ざってしまう。結局麻婆味になってしまうのでこういうの苦手な人はアレかもしれない。でも、某本ではおそらく絶対やらない生玉子とかやってくれるといいと思う。絶対合うと思うな。

埼玉には某宮の某郎より味的に明らかに上なインスパイアがかなり多いんだけど、ここもその一つにめでたく仲間入り。というか、某宮が二郎らしからぬ意識高い系になってるだけだと思うんだけど・・・研究会とかやってる場合じゃないぞ。しかし蒙麺、前述の「呉下の阿蒙」の由来となった三国志に出てくる武将呂蒙はこう言ったそうだ。「士別れて三日ならば、即ち更に刮目して相待つべし」おバカちゃん呂蒙はその後三国志に名を残す英雄となった。今度行く日にどんな進化を遂げているかちょっと楽しみだ。


---営業情報
埼玉県久喜市栗原3-2-1
TEL:非公開
11:30~15:00 17:00~21:00
月休

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コメント[1]

火の頂も始まったようですし、そろそろ再度のレポを・・・(笑

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