2005年6月11日

同人イベントを開こう!

477530397X同人イベントを開こう!
菊池 なるみ

新紀元社 2005-06
売り上げランキング : 7,713

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いや別に同人イベントを開きたいと思ってるわけではなくて、頂いた本であります。ホントにホントにありがとうございます。
それはそうと、この本1800円+税もするんですよ!一体誰がこんなの買うんだってまず値段にビビリますわな。でも名著「幾何学の起源」の20倍も売れてるってんだからおもしろいな。って比較対象が間違ってる気がするが。内容も噴飯&腰砕けモノ。誰がカリスマイベンターになりたいっつうねん。おめーは○ーフリかっつうの。そもそも導入部からして一般常識を延々と書き連ねてるあたり…。まあ、最後の各会場の値段が載ってるのがへぇ~って感じで良かったかな。同人に関わる人はいろんな意味で是非一読を勧める。

2005年4月12日

家畜人ヤプー

家畜人ヤプー
沼 正三

角川書店 1972-11
売り上げランキング :
おすすめ平均

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1月の終わりに借りてからずいぶん長いことかかかったけど、出張の行き帰りでようやっと読み終わった。いやしかしすごい小説だよねえ。マゾヒズムの彼岸とかよく表現されるけど、著者の圧倒的な妄想力が暴走しまくって1ページめくるごとに目眩が生じた。ヤプーという装置を用いて、言語や思想を体系化しようとして破綻しまくって言語遊びに徹してるてるあたりが微笑みを誘う。映像化は不可能だろう…って思ってたら江川達也が漫画化してるらしい。彼は日露戦争を漫画化したりと意味不明だな。それにしても、サドマゾ小説というよりSF(スーパーふしぎ、ふしぎというのは著者の頭の中)小説として秀逸だと思うので未読の人は是非。

2005年3月26日

半島を出よ/村上龍

半島を出よ (上)
村上 龍

幻冬舎 2005-03-25
売り上げランキング : 12

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久々にドラゴンの方の村上を読んでみた。幻冬舎ってのがムカつくな。それはさておき、希望の国のエクソダス以来かな?(13歳のハローワークも読んだけど)舞台は、財政破綻して国際的孤立を深める2011年の日本の福岡。開幕戦の福岡ドームに北朝鮮のコマンド部隊が急襲、市中心部を制圧して北朝鮮の「反乱軍」を名乗るというもの。帯にも書いてあるけど、上巻「近未来の日本に起こった奇跡」下巻の「現実を凌駕する想像力」の言葉通り、ドラゴン先生の妄想は我々の想像の遙か斜め上をイっちゃってる。大笑いしながら読めた。1650枚にもおよぶ書き下ろしで、上下巻で4千円もするし、しかも噴飯モノの内容なんで、文庫版が出るまで待つのが賢明かも。とりあえず内容を紹介するのはアレなんでやめておくけど、「愛と幻想のファシズム」と基本的にいっしょ。なんでいつも最後を感傷的にまとめようとするのだろう、ドラゴンよ。でも、今の日本人が「魂の抜けたようだ」と表現するあたり、ウムと思わず思ってしまってorz。

2005年2月22日

星界の戦旗Ⅳ

星界の戦旗 (4)
森岡 浩之

早川書房 2004-12
売り上げランキング : 2,110
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コメントスパムがむちゃウザイんだけど、なんとかならないもんだろうか。ヒマ人鬼畜米英が書いた半角英数字だけのコメントを排除するフィルタをつけようと思うんだけど、めんどくせえ…。

さて、久々の書評だ。前のⅢからなんと3年9ヶ月ぶりに出た新刊なんだけど、個人的に思う。「戦旗」シリーズはイマイチだな。前の「紋章」シリーズは独自の世界観とボーイミーツガールものがうまくミックスされた佳作なんだけど、「戦旗」になってからはただのスペースオペラになってしまってるもんな…。こういう戦記ものは刊行ペースが重要だけど、次は5年後くらいに出るんだろうか。そのときには既に忘れられてるぞ。

2004年11月27日

新訳 ローマ帝国衰亡史/E・ギボン

新訳ローマ帝国衰亡史
エドワード ギボン Edward Givon 中倉 玄喜

PHP研究所
2000-09
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月島までとぼとぼ歩いて、有楽町線で新木場まで。
新木場からはりんかい線に乗ったら黙っててもうちまで連れてってくれるんで、
持ってきたこの本を読んだ。
プレゼンのためノートPCを持ってきたんだが、スペースがあまってかばんのすきまサイズに
ちょうどよい本を押し込んでおいたのだ。つうか重すぎ。

まあ電車に揺られながら読むにはかなりヘビーな本なのではあるが、
こういう表記を見ると、
激しく笑ってしまうのはまだまだ若い証拠なのだろうか。
それにしても良書。人生一度は読んでおくべき。
つうかこれも抜粋なんだよなあ。マトモに読んだら資本論と同等かよ…。

2004年10月24日

アフターダーク/村上春樹

アフターダーク
村上 春樹

講談社
2004-09-07
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発売日に買って積んでおいたが、
運転免許更新の移動時間&待ち時間中に読了。
文字的なボリュームはないが、読んだあとはお腹いっぱい。
平行世界では様々な事象が交錯し、結局結論は出ない。
もやもやした中で朝を迎える。
「朝が来たら」という仮定では、結局前に進まない。
今日、明日は昨日の連続であるのだ。
夜が明けるまで、寝るだけの自分。
ただただ考えさせられる…。

しかし、村上春樹の書く女の子ってカッコいいね。
男どもがヘソヘソなだけかもしれんが…。

2004年10月12日

マリア様がみてる-特別でないただの一日/今野緒雪

マリア様がみてる ―特別でないただの一日
今野 緒雪 , ひびき 玲音

発売日 2004/10/01
売り上げランキング 25

祐巳と祐麒が大林信彦ばりにキターって展開になると思いきや、
先代三薔薇さまとか、おぢさん軍団とか、
今までのキャストほぼ総出演に加え、細川家の事情が明らかになったりとか、
かなりボリュームたっぷりでお買い得な内容。
ということは、レイニーブルーの再来を望むワタシとしては不満ってことだ…。
聖さまみたいな狂言回しが現状存在しない以上、そんな展開は望めないのか?

しかし、問題ありの下級生間(つうか福沢姉弟と志摩子さん以外全員問題児か?)
で祐巳が振り回されるっていう最近おなじみのパターンだけど、
これも予定調和かと思ってるとそうはいかないのですよ。
現実を突きつけて、さあどうなる、次号を待て!ってな。
ワタシ的には可南子ちゃんだと思うけど、な。
でも祐巳が卒業したら可南子ちゃんが主人公になったりするんだろうか。
そんな展開ありえねぇ。やっぱ妹は第三者か?